Ryugaku Jinja · Professor Archive
Public Professor Archive
Noiri Naomi野入 直美
University of the Ryukyus · Faculty of Humanities and Social Sciences · 教授
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留学
神社University of the Ryukyus · Faculty of Humanities and Social Sciences · 教授
Research keywords離島フィリピン人結婚移民・アメラジアン・沖縄引揚げ研究・海外沖縄ネットワーク
Research fieldsEducaion・Sociology・Gender・Human geography・Area studies・Humanities・Humanities and Social Sciences・Psychology
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- 越境と地域アイデンティティ:沖縄県金武町を事例として2016 · 本稿では, 沖縄本島中北部に位置する金武という地域に着目する. 金武町は, 沖縄の海外移民発祥の地であり, 沖縄の米軍基地の中でも危険度の高さで知られるキャンプ・ハンセンを抱える基地の町でもある.</p><p>金武はいかにして「海外雄飛の里」となり, また基地の町となったのか. 本稿では, 金武町における移民をめぐる地域アイデンティティの構築を, 移民送出期の歴史よりも戦後の地域再編成に着目して検討する. 沖縄の移民研究には, 戦後の沖縄社会が成り立ってきた過程の中に移民の議論を位置づけるものがほとんどない. 本稿では, 金武町の戦後の成り立ち, 地域アイデンティティの構築をめぐって, 移民と米軍基地がどのように関連しているのかを考察する. これは沖縄の移民を, 戦後の沖縄社会の成り立ちの中に位置づける試論である. また地域アイデンティティの議論に, 越境という要素を取り入れる試みでもある.</p><p>また, 本稿では, 戦前の金武村で暮らしたハワイ沖縄帰米2世と, 現代の金武町で育ったアメラジアンのライフヒストリーをとりあげる. 彼らの語りは, 移民送出期が終わった後の金武における多様な越境を照らし出す. 仲間勝さんと宮城アンナさんは, 2つの故郷を同時に生きる越境者として, 困難の中で仕事を立ち上げ, 模索を重ねて学んできた. そのとき, 彼らは期せずして, 地域アイデンティティの構築につながる関与を行っている. 本稿では, そのような関与に着目して越境者の生活史をとりあげる.
- 「日本型多文化共生社会」に沖縄は入っているか―米軍統治下の沖縄における『混血児』調査の文脈を中心に―2016 · 野入直美
- 「アメラジアンの子どもを育てるということ―日本人の母親によって経験された相互行為」2014 · 『異文化間教育』
- 沖縄引揚者の「外地」経験 : 市町村史の体験記録を中心に2014 · 野入直美
- 米軍統治下の沖縄における奄美籍者の公職追放―「琉球人」から排除された者たちの移動2022 · 基盤研究(C)
- 戦後沖縄社会の再建と「引揚げエリート」―台湾・満洲の「専門職引揚者」を中心に2019 · 本研究は、(1)引揚者が戦後の沖縄社会でどのように包摂され、いかなる階層に位置したか、(2)引揚者はどのような社会的役割を果たしたか、(3)「専門職引揚者」の社会移動は、他県でも見出せるパターンが沖縄で集約的に表れているのではないかということを、沖縄の台湾・満洲「引揚げエリート」を事例に解明し、(4)戦後沖縄社会を<引揚げ>という新しい視点からとらえなおす。 「引揚げエリート」とは、日本帝国圏の在住期から戦後にかけて、水平・上昇の社会移動を遂げ、沖縄の戦後再建を担った人びとを指す。その中心は、外地において教員、公官吏などの専門職に就き、その経験を資源として戦後を生きた「専門職引揚者」であった。
- 沖縄における引揚体験の記憶と意味の構築 -台湾、満州、南洋群島、フィリピンを中心に2013 · フィリピン、台湾、旧南洋群島、満州からの沖縄引揚者の研究は、3年間の研究成果を『移民研究』第9号(2013年刊行予定)の特集として発表すべく、現在、原稿の最終とりまとめ作業を行っている。 フィリピン引揚者については、沖縄社会における引揚者の戦没者に対する慰霊に関する調査として、沖縄県立平和記念公園内ダバオ之塔で行われる慰霊祭の参与観察と参加者へのインタビューを行った。それにより、慰霊祭が始まった1960年末と現在の慰霊の形、目的、内容、参加者の変遷を明らかにした。また、成果報告を発表するにあたり、戦没者慰霊に関する先行研究(国内外)の動向を調査し、本テーマの位置づけを再検討した。 台湾引揚者については、沖縄県内で刊行された『那覇女性史』や『近代沖縄女性史』などの女性史移住先の台湾の記載は非常に少なく、ほとんど視野に入っていないことを踏まえ、それを補うために市町村誌史の蒐集、整理とともに、台湾経験者およびその家族へのインタビュー調査を行った。 旧南洋群島引揚者については、「旧南洋群島から沖縄へ引揚げた人々の移民経験・戦争体験および戦後経験とはいかなるものだったのか」を、帝国圏他地域からの引揚者の経験と比較検討しつつ明らかにすることを目的とし、これまでに沖縄本島と宮古諸島伊良部島で行った旧南洋群島引揚者149名への聞き取り調査で得られた音声データを文字資料化し、県史・市町村史に掲載された旧南洋群島引揚者の証言と比較・検討した。さらに、この作業によって明らかにされた旧南洋群島引揚者の経験と、他帝国圏から沖縄へ引揚げた人々の経験がどのように共通し、異なるのかを検討した。
- 沖縄・先島地域のトランスナショナルな移動と社会関係-フィリピン人女性を中心に-2013 · フィリピン人女性の移動、定住とネットワーク化において、日本本土の大都市圏のフィリピン人と比較した場合の島嶼型の特徴は、人口規模の小ささ、相互扶助と親睦関係の緊密さ、移動の経緯および属性における同質性の高さ、多文化共生や外国人支援などの文脈が地域にないこと、フィリピン女性自身によって能動的に編み出されたユニークなネットワークが見いだされることである。大都市圏との共通点としては、興行ビザによる入国・結婚による定住がひとつのパターンとして見いだせることと、カトリック教会の重要性が挙げられる。
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