試験の構成
この方法で解くこと
記述30分・読解40分・聴読解と聴解あわせて55分の3部構成で、前の区分へ戻ることはできません。
手順
- 01
3区分の時間と問題数を確認します。
- 02
本番と同じ順序で通し模擬を行います。
- 03
各区分の実測時間を記録して調整します。
解答時の注意
記述が最初にあるため、後半の読解に影響が出やすく、本番と同じ順序で通し練習をする必要があります。
EXAM QUICK REFERENCE
この科目が問うのは文法知識の量ではなく、限られた時間で学術的な日本語を処理する力です。12章はシラバスの4区分に沿い、読解の章は公開中の演習に対応し、聴読解・聴解・記述の章はシラバス範囲として示しています(問題は準備中)。
JASSO日本語シラバスの4区分に沿って作成しています。現在の問題は読解が先行し、聴読解・聴解・記述の章はシラバス範囲の説明で、演習は順次追加します。
問題練習は公開中です。資料はログインせずに閲覧できます。
QUICK REFERENCE
18項目を表示
記述30分・読解40分・聴読解と聴解あわせて55分の3部構成で、前の区分へ戻ることはできません。
3区分の時間と問題数を確認します。
本番と同じ順序で通し模擬を行います。
各区分の実測時間を記録して調整します。
記述が最初にあるため、後半の読解に影響が出やすく、本番と同じ順序で通し練習をする必要があります。
読解・聴読解・聴解の合計が0〜400点、記述は0〜50点で別に示され、大学へは分けて提供されます。
志望校が記述をどう扱うか確認します。
目標点から各区分の正答率を逆算します。
弱い区分を優先的な練習対象にします。
記述は400点に含まれませんが、独自に基準を設ける大学が多く、軽視できません。
記述から読解へ、読解から聴解へ移る際は、注意の使い方を意識的に切り替えます。
各区分の終了後は前の区分を振り返りません。
説明時間に聴読解の図表を先読みします。
呼吸と姿勢を整えてから次へ進みます。
聴解前の説明時間が唯一の緩衝で、前の区分を引きずらず、文字から音へ意識を移します。
記述は専用の解答用紙、読解と聴解はマークシートで、注意点が異なります。
開始時に問題番号と解答欄の対応を確認します。
聴解では5問ごとに行番号を照合します。
読解終了時に未マークをまとめて確認します。
聴解は戻れないためマークのずれが最も危険で、5問ごとに番号を確認するのが安全です。
読解は40分で短文・長文が混在する問題量を処理し、1問あたり1分半を切ります。
短文から始めてリズムを作ります。
長文は設問を先に読んでから本文に入ります。
最後の3分は未解答とマークの確認に充てます。
前半の短文で時間を使わず、後半の長文・図表問題へ回します。
見直しは全文を読み返すのではなく、誤りやすい3点を決まった順に確認する作業です。
未マークと行のずれを先に確認します。
「誤り」を問う設問の読み違いを確認します。
最後に、印を付けた不確実な問題だけを見ます。
解答を変えるのは明確な根拠があるときだけです。感覚だけで変えると正答率は下がります。
2題から1題を選び、30分で400〜500字を書きます。
2題とも読んでから2分以内に決めます。
具体例が2つすぐ浮かぶ題を選びます。
決めたら変更しません。
題の選択自体が得点行為で、立派に見える題ではなく具体例を書ける題を選びます。
「ある主張への賛否を述べる」型と「二つの立場を比較して自分の考えを述べる」型が主です。
課題がどちらの型かを判断します。
その型の定型構成に沿って展開します。
結論で自分の立場を明示します。
いずれも立場の明示が必要で、「どちらにも一理ある」で終える答案は最も評価されません。
冒頭で立場を述べ、採点者が最初の一文で論点を把握できるようにします。
第一段落の最後に立場を書きます。
中間段落はその立場のみを支えます。
結びでは立場を確認し、新しい論点を出しません。
結論を最後まで伏せる書き方は、ここでは構成が不明瞭と判断されます。
書き始める前に3〜5分で構成メモを作ると、途中で論拠切れになりません。
立場・理由2つ・例1つを書き出します。
理由が重複していないか確認します。
各段落の字数を見積もってから書きます。
30分では書き直す余裕がなく、メモは一度で書き切るための手段です。
題の選択2分・構成メモ4分・本文20分・見直し4分が安定した配分です。
開始時に4つの時刻を下書きに書きます。
時刻が来たら次の段階へ移ります。
論証を削っても結論は書き切ります。
書き切れない危険のほうが質の不足より大きく、結論段落は必ず時間内に終えます。
課題への応答・構成の明確さ・論拠の具体性・日本語の正確さの4点が見られます。
書き終えたら課題に答えているか確認します。
各段落が一つの内容に絞られているか確認します。
自信のない表現を確実な表現へ直します。
難しい語を使っても加点されず、誤用は減点になります。確実な表現で構成を明確にするほうが有効です。
序論で立場、本論で理由2つと例、結論で立場の再確認という骨格が最も安定します。
序論は60〜80字に収めます。
本論は2段落各130〜160字にします。
結論は60〜80字に収めます。
400〜500字に理由を3つ以上入れると全て浅くなります。理由2つが適切な密度です。
「第一に」「第二に」「たとえば」「したがって」などが、構成を採点者に見える形にします。
構成メモの段階で接続表現を決めます。
実際の論理関係と一致するか確認します。
同じ語の繰り返しを避けます。
多用すると不自然になるため、各段落の冒頭に1〜2個が適切です。
論述は常体(〜だ・〜である)で書き、全体を通して統一します。
書く前に常体と決めます。
書き終えたら文末だけを確認します。
混在を見つけたら直ちに統一します。
文体の不統一は最も見つかりやすく防ぎやすい減点で、見直しの最優先項目です。
段落の最初は一マス空け、句読点も一マス、拗音・促音も一マスを使います。
練習でも実際の原稿用紙を使います。
字数の数え方とマス数を一致させます。
行頭に句読点がないか確認します。
句読点は行頭に置けず、前の文字と同じマスに入れます。日本語表記の決まりです。
抽象的な理由には具体例を添えます。個人の経験・社会の現象・データのいずれでも構いません。
各理由に具体例を1つ添えます。
例には時・場所・結果を書きます。
確認できない数値は使いません。
不確かな統計は書かず、「近年増えている」とするほうが誤った数値より安全です。
助詞の誤用・時制の不統一・漢語の中日差が、留学生の答案に最も多い誤りです。
繰り返し誤る助詞を整理します。
中日で意味の異なる語の個人リストを作ります。
練習のたびに2つのリストを更新します。
「勉強」「大丈夫」「検討」などは中日で意味が異なり、母語の用法をそのまま使うとずれます。