志望理由書
私は高校を卒業した後、地元の歴史資料館で受付の手伝いをしています。ある日、日本から来た方に近くのバス停への行き方を聞かれました。簡単な言葉は分かりましたが、乗り換えを説明しようとすると言葉が出てきませんでした。地図を指して案内はできたものの、相手が安心して出発できたか気になりました。この経験から、相手の質問を聞き取り、自分の言葉で説明できる日本語を学びたいと思うようになりました。
今は毎朝三十分、教科書で文法と単語を勉強し、夜は短い会話を聞いて聞こえた表現を書き取っています。週に一度はオンラインで日本語を話す練習もしています。しかし、準備した話題なら話せても、予定と違う質問には答えるまで時間がかかります。また、説明を長くしようとすると、文のつながりが分かりにくくなります。一人で間違いに気づき、言い直す練習には限界があると感じています。
日本では、授業で学んだ言葉を買い物や道案内などの日常の場面でも使えます。相手の返事を聞き、伝わらなかったところを言い直す経験を重ねたいです。教室では先生に表現を直していただき、生活の中では自分から話しかけることを続けます。勉強した言葉を使って確かめる毎日が、今の私には必要です。
貴校の一般留学コースを志望するのは、日本語のレベルや学習の速さに合わせてクラスが編成され、読む・書く・話す・聞く力をバランスよく学べるからです。私は特に、聞いたことにすぐ答え、自分の考えを順序立てて話す力を伸ばしたいです。また、進学を希望する学生には、担任の先生と進学指導員による指導があると知りました。授業で力をつけながら、次に学ぶ分野も具体的に考えたいと思います。
入学後は、授業で新しく習った表現をその日のうちに復習し、短い日記や会話で使ってみます。分からなかった質問は書き留め、翌日、先生に自然な答え方を尋ねたいです。週末には案内表示や施設の説明文を読み、知らない言葉を調べます。クラスメートとの会話では、自分の説明が伝わったかを確かめ、言い直す練習をします。進路についても、観光を学べる専門学校の授業内容と出願条件を調べ、先生に相談しながら準備を進めたいです。
日本語学校で学んだ後は、日本の観光分野の専門学校への進学を目指しています。地域の文化を訪れる人に分かりやすく伝える仕事に関心があるからです。まずは貴校で、質問を正確に聞き、自分の言葉で落ち着いて答える力を身につけたいです。資料館で答えに迷った経験を忘れず、一つずつできることを増やしていきます。